特長
家族介護者の身体的・心理的負担や経済的困難を総括し介護負担として測定する尺度です
●J-ZBIはZBIの日本語版で、原著のZBIと同じく22項目で構成されています。
●J-ZBI_8は因子分析の結果に基づき荒井由美子先生が選択した8項目からなる短縮版で、Personal Strain(5項目)とRole Strain(3項目)の2つの因子で構成されています。
●J-ZBI、J-ZBI_8いずれも信頼性、妥当性について確認されています。
●家族介護者における抑うつ症状に関するカットオフポイント(閾値)が設定されています。
●家族介護者による不適切処遇に関して、J-ZBI_8得点から予測できる研究結果も得られています。
●回答用紙には配点に関する情報が無いので、被検者は結果を気にせずありのままを回答することが期待できます。
●回答用紙の両面でそれぞれJ-ZBIとJ-ZBI_8に回答できます。回答用紙と記録用紙が1組になっており、両検査の回答が1枚の記録用紙に転記されます。
●記録用紙には、配点やPersonal Strain・Role Strainに該当する項目をわかりやすく示しており、合計得点を正確に採点できます。
●使用手引には、使用法や採点法、使用上の注意点、筆者による最新の研究結果がまとめられています。