特長
DSM-5(米国精神医学会発行の精神障害に診断と統計マニュアル)に準拠した、大人の発達障害(ADHD)をスクリーニング(弁別)するための検査。
うつ病、不安障害、適応障害等の臨床現場での初診時や、大学・企業等での心の健康診断時に大人のADHDを発見するための検査として利用できます。
自己記入式。「あまりない」「ときどき」「しばしば」「いつも」の4つの中から1つだけを選択、実施時間は10~15分程度。
質問項目は35項目で構成。簡潔で曖昧さのない文章を採択。
質問はわかりやすくシンプル。
ADHDの主要な構成要素である三大症状(注意散漫、多動性、衝動性)に関連した20のチェック項目を選択、これらに加えADHDにみられやすい二次障害に関する9項目及び、自閉症スペクトラム障害(DSM-IV-TRにおけるアスペルガー障害)や学習障害などのADHDに併発しやすい神経発達障害に関する6項目を設定。
注意散漫に関連する14項目のみを用いればADDのスクリーニングも同時に行える。
女性版発売開始(2021年10月20より)
DSM-5に準拠し、成人期女性に特化した注意欠如・多動性障害(ADHD)をスクリーニングするための検査。言葉による表現方法や対人関係上のコミュニケーション方法など、男女の性差によるADHDの特性の現れ方が異なる点に着目し開発。
成人期女性のADHDの見落とし防止に役立つ検査です。