コミュニケーションにおける言語的な側面を評価します。
言語障害の可能性が疑われる子どもや、コミュニケーションに問題がある子どもをスクリーニングします。
従来の検査ではとらえられなかったコミュニケーションの語用的側面に焦点をあて、語用障害*を特定します。 *DSM-5における社会的(語用論的)コミュニケーション障害
自閉症の子どものコミュニケーションの特性をとらえるのに適しています。
子どもの日常生活の様子をよく知る人(保護者等)が回答し、検査者が採点と解釈を行います。
質問項目は10領域に分類され、計70問で構成されています。
算出される指標
・各領域の男女別評価点(平均10、標準偏差3の標準得点)とパーセンタイル
・一般コミュニケーション能力群(GCC):臨床的なコミュニケーションの問題がある子どもを見極めるための指標
・社会的やりとり能力の逸脱群(SIDC):自閉症の子どもの言語的な特徴をとらえる助けとなる指標
出版社 | 日本文化科学社 |
原著者 | D.V.M. Bishop |
日本版作成 | 大井学、藤野博、槻舘尚武、神尾陽子、権藤桂子、松井智子 |
適用範囲 | 3歳~15歳 |
実施時間 | 5~15分 |
価格 | マニュアル 5,500円 検査用紙 11,000円 用紙30部 結果整理用の個人票含 採点シート 3,300円回答済みの検査用紙に重ねることで簡易に採点できます。 |