感覚刺激への反応傾向を評価するSensory Profileの日本版です。
感覚の過敏さや過鈍さといった問題について、複数の感覚領域にわたり包括的に把握することができます。
質問票は、聴覚、視覚、触覚、口腔感覚など、幅広い感覚に関する125項目で構成されています。
対象者について、保護者などが質問票に回答し(他者評定式)、検査者がスコアを集計します。
日常生活で実際に直面している困難の状況を把握し、家族を中心とした支援の実践に活かすことができます。
象限、セクション、因子という3種の尺度で感覚を測ることができます。
スコアリングのシステムには、神経科学、感覚統合および作業遂行の原則が組み込まれており、
理論的枠組みに沿った判断が可能です。
発達障害、特に自閉症スペクトラム障害のある方などに有用な検査です。
短縮版は38項目で構成され、短縮版独自のセクションで感覚を測ります。
スクリーニングや研究目的での使用に適しています。
出版社 | 日本文化科学社 |
原著者 | Winnie Dunn |
日本版監修 | 辻井正次 |
日本版作成 | 萩原拓、岩永竜一郎、伊藤大幸、谷伊織 |
実施時間 | 30分 短縮版は10分 |
適用範囲 | 3歳~82歳 |
価格 | ユーザーマニュアル 11,000円 質問票・スコアリング集計シート(20名分) 11,000円 短縮版(50名分) 11,000円 |