個別検査

SCQ 日本語版
    商品コード: KS-0026

    SCQ 日本語版

     
     

    特長
    ■検査用紙は「誕生から今まで」と「現在」の2種類があります。いずれの用紙も、コミュニケーションスキルと対人機能を評価するための40項目から構成され、ASDの可能性がある対象者の養育者(保護者)が回答します。

    ■SCQの質問項目は、説明がなくとも保護者が理解できるような内容に工夫されています。保護者に用紙を送付して、質問に回答してもらうことも可能です。

    ■検査用紙「誕生から今まで」では対象者の成育歴について質問し、その結果によって、診断上さらに詳細な検査を要するかどうかを判断します。具体的には、合計得点がカットオフ値を超える、あるいはカットオフ値に近似する場合、ASD症状をはじめとする、発達上の多様なニーズを抱えている可能性が高いと判断します。診断のためのスクリーニング検査としては、こちらの検査用紙の使用が推奨されます。

    ■検査用紙「現在」では対象者の過去3カ月間の行動について質問します。その結果によって、日常生活の実態を把握し、治療・教育の計画を立てることができます。すでに自閉症状があると診断されていて、経時的な変化を知りたい場合は、こちらの用紙の使用が推奨されます。

    ■ASD症状のおおよその程度を知る指標として利用できます。

    沿革
    SCQは、Michael Rutterら、著名な自閉症研究者によってアメリカで開発されました。アメリカでは、2003年に出版されています。すでにスペイン、ドイツ、イギリス、オーストラリア、韓国など、世界各国で使用されています。
    日本では、黒田美保(淑徳大学)、稲田尚子(国立精神・神経医療研究センター)、内山登紀夫(福島大学)により、2013年に翻訳されました。


    形式
    質問項目数 検査用紙「誕生から今まで」40項目/検査用紙「現在」40項目
    養育者(保護者)が各質問に「はい」「いいえ」のいずれかで回答します。
    誕生から現在までの行動に関して評価する「誕生から今まで」と、現在(過去3カ月間)の行動に関して評価する「現在」の2種類の検査用紙があります。

    SCQ:Social Communication Questionnaire
    出版社  金子書房 
    原著  Michael Rutter, M.D., F.R.S., Anthony Bailey, M.D., Sibel Kazak Berument, Ph.D., Catherine Lord, Ph.D., Andrew Pickles, Ph.D. 
    監訳  黒田美保、稲田尚子、内山登紀夫 
    対象 暦年齢4歳0ヶ月以上、精神年齢2歳0ヶ月以上
    所要時間  回答 10分程度
    採点 5分程度 
    価格 検査用紙:誕生から今まで 5,940円 (20名分1組)
    検査用紙:現在 5,940円 (20名分1組)
    マニュアル 3,780円
    参考図書  シンボル配置技法の理論と実際 3,850円 
     

     

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