特長
児童・生徒一人ひとりの指導や、学級全体の経営や指導に役立てることができます。
読書力偏差値・読書力評定段階は、全国の同一学年を母集団として標準化されているので、
学年の集団を基準として、その児童・生徒の読みの力がどの程度かを把握することができます。
各下位テストの結果からは、それぞれの児童・生徒の読書力の優れている点、指導が必要な点を把握することが可能です。
個人票の裏には、それぞれの下位テストの弱点補充のために、ことば遊びの形で楽しみながら取り組めるチャレンジシートを用意しています。
また、読みの能力と関係が深い「読書」についての意識や行動を質問紙形式で問う「読書についてのアンケート」を添付しています。
読書活動をすすめる上で何らかのつまずきがあったり、支援の必要な児童・生徒を発見するた
めの有効な資料となります。
構成
『読書力』
「読書力」(読みの能力)は、読字力・語彙力・文法力・読解力の4つの下位テストです。
読字力・・・漢字を正しく読めるか
語彙力・・・ことばの意味を知っているか
文法力・・・正しい文法が身に付いているか
読解力・・・文章を正しく理解できるか
『読書についてのアンケート』
読書についての意識や行動を質問紙形式で測定します。読書意欲・読書意義・読書行動の3つの項目と、さらに読書に関する悩みについての質問を加えて構成されています。
読書意欲・・・読書に対する興味・関心や、自ら本を読みたいと思う気持ち
読書意義・・・読書が自分のためになると考える傾向
読書行動・・・読書に対する普段の様子
読書についての悩み・・・読書活動が進まない理由