若年者とミッドキャリア層 両方使える統合版新発売! 「キャリア・インサイト」は、利用者が自分でパソコンを使いながら、適性評価、職業情報の検索、適性と職業との照合、キャリアプランニングというキャリア・ガイダンスの一連の流れを経験できるシステムです。2004年に若者向けの「キャリア・インサイト」、2007年にミッド・キャリア層を対象とした「キャリア・インサイトMC(ミッド・キャリア)」が開発され、ハローワーク、求職者・転職者のための職業相談機関、大学等の教育機関などを中心に広く活用されてきましたが、この度、統合版として新たに改訂されました。
職業経験が少ない若年者でも、職業経験が豊富なミッド・キャリア層でも、職業を選ぶにあたって、自分自身の職業適性を評価し、職業との相性という観点から自分の個性を見つめ直すことは大切です。
ペーパーテストタイプの職業適性検査に比べ、キャリア・インサイトでは、利用者自らがパソコンを使って職業適性を調べることができるので、受検にともなう負担は実施者にも受検者にもほとんどありません。また、回答後すぐに結果が処理され、適職リストや職業情報も表示されるので、実施そのものにかかる時間が短縮され、その分、担当者が利用者の相談にあてる時間を増やすことができます。
改訂版では、18歳から30歳代前半の学生や職業経験の少ない若者等を対象とした「ECコース」と、主に30歳代後半から60歳代のミッド・キャリア層を対象とした「MCコース」の2つがあり、利用者が選択して利用でき、一層使いやすく、機能も豊富になっています。
システムの構成と機能
■キャリア・ガイダンスのための統合的なCACGs(Computer Assisted Career Guidance system)
4つの側面(能力、興味、価値観、行動特性)から適性を評価
総合評価に基づき、適職リストを作成
474職業のデータベース検索
キャリア・プランニングの作成援助
■コンピュータならではの対話的ガイダンス機能
ユーザー自身が短時間で、適性、職業情報をチェック
迅速な採点処理、情報検索、プリントアウト
ユーザー登録による記録の保存、再利用が可能
■使いやすく、わかりやすいシステム
「おすすめ利用法」により、利用者のニーズにあったコース選択が可能
ナビ機能により、今どこを利用しているかを表示
一括印刷機能を使って、最後にまとめてプリントアウト
提供の条件
原則として官公庁、公共職業安定機関、大学、短大、専門学校等の教育機関に提供します。民間の事業者、公益法人(財団法人、社団法人等)、NPO法人、個人のカウンセラーの方は、雇用問題研究会の「キャリア・インサイトMC」の講習会修了者であることが必要です。詳細については雇用問題研究会普及促進部(03-5651-7072)までお問い合わせください。
必要な環境
(1)OS:Windows XP SP3、Windows Vista、Windows7、Windows8
(2)CPU、RAM:上記OS のそれぞれに指定のCPU、RAM容量以上
(3)ハードディスク空き容量:200MB以上
(4)CD-ROMドライブ必須
(5)解像度1024×768以上のディスプレイ必須
(6)Microsoft Internet Explorer 4.01以上