特長
「基礎・基本の確実な定着」の評価に。学習指導要領準拠。
● CRT=絶対評価法による検査
● 年間の指導目標の実現状況を確認するための、客観的な資料が得られる
● 指導要録「観点別学習状況」、「評定」に沿った資料が得られる
● 「観点別学習状況」と「評定」の判定には、総括的評価法としての画期的な手法を採用
● 「関心・意欲・態度」の実現状況の妥当性・客観性を高めるための手法を導入
学習指導要領においては、「基礎的・基本的な内容の確実な定着」と「自ら学び自ら考える力の育成」、そして、それらを統合した「確かな学力の育成」が求められています。
CRTは、「基礎的・基本的な内容」の定着状況を適切に把握できるように作成された検査で、児童・生徒一人ひとり、学年、学校、地域として、基礎学力の定着状況を十分な合理性と客観性をもって把握できるように作成されています。
3学期版用紙と新学期版用紙
実施される時期で出題範囲の異なる『3学期実施版用紙』と『新学期実施版用紙』の2タイプがあります。3学期実施版は出題範囲が3学期途中までの内容で、新学期実施版は1年間の全指導内容から出題されています。
問題の削除
全国標準学力検査(NRT)とは違い、実施時期や教科書の進度によって未習部分の問題を削除して実施することもできます。さらに、学習した内容のすべてについて身についているかどうかの確認をするため、未着手の問題が残らないように検査時間を延長することもできます。
【コンピュータ診断資料】
☆観点別学習状況一覧表
学級・個人の各教科の学習状況を概観するための一覧表で、出席番号順に各教科について、観点ごとに実施満点に対する個人の得点率と、これをもとにした実現状況等を打ち出してあります。
☆教科の観点別・領域別分析診断表
各教科ごとに学習の実現状況を個人と学級それぞれについて分析するための表です。また、観点別だけでなく、領域別にも分析診断されます。
☆教師用個人票・あなたの学習のようす(児童・生徒用個人票)
教師用は、指導要録への記入参考資料となるだけでなく、個人面談や家庭訪問の際に有効な資料となります。児童・生徒用には、学習の状況を教科ごとに詳しくコメントしてあり、児童・生徒の自己理解を助け、学習意欲を高めます。
☆観点別学級・学年集計表
学級と学年全体について、観点別のABCの出現率と評定の各段階の出現率を数値とグラフで表しています。
☆領域別学級・学年集計表
各教科ごとに学級・学年・全国の平均得点率が指数とグラフで表示されています。
☆知能・CRT相関図
CRTの各教科の成績と知能との相関利用のための集計表で、一人ひとりの特性を生かした指導に役立てることができます。
☆診断的小問分析表
全問についての児童・生徒一人ひとりの正誤が一覧でき、どこでつまづいたか一目で分かります。
☆小問分析 学級・学年集計表
学級・学年単位で集計し、通過率・誤答率・無答率をまとめてありますので、学年としての指導目標を明確にすることができます。
☆診断的S-P表 *別料金
S(Student)曲線とP(Problem)曲線によって学級・個人の状況が分かります。
☆成績順位一覧表
実施した全教科の成績の高い順に学年全体の生徒の名前・得点を並べた表です。
☆学級編成用カード
学級編成を効率的に行うために設計されたカードです。席並べ用としても切りはなして使えます(3学期実施分のみ)
*2009年秋より新学習指導要領移行措置版となります。この期間は、例年よりも処理期間が遅れることがあります。ご了承ください。
CRT:Criterion Referenced Test