特長
たのしい学校生活となかまづくりのために!
● 学級生活で必要とされるソーシャルスキル(CSS)を育てる教材として。
● 「人とかかわる力」を高め、学級生活の基本ルールを確立するために。
● 規律のある、活発にかかわり学びあう学級集団づくりのために。
なぜ「みんなのやくそくノート」は必要なのか?
社会環境の変化から,今の子どもたちには,多くの友達と遊んだり,多くの大人と交流したりする機会が減少しています。つまり、ソーシャルスキル(対人関係の技術や知識)を自然に身につけられるような集団体験の場が乏しくなっています。ソーシャルスキルを未学習なままだと,子どもたちは心ない言葉で友達を傷つけてしまったり、うまく仲間の輪に入ることができなかったり、さまざまな不適応状態が起こりやすくなります。学級集団の状態も悪くなりがちで,スムースな教育活動が妨げられてしまいます。
新学習指導要領でも、「人間関係を形成する力」の育成が求めれています。望ましい人間関係の中でこそ,子どもたちの個性や社会性が育っていくのです。
「みんなのやくそくノート」の効果は?
人とかかわる力を高めることで、子どもの学校生活の質を向上させ、将来の社会生活の基礎を築きます。 また「みんなのやくそくノート」で学習したスキルは子どもたちの共通認識になり、学級の基本ルールとして定着します。基本ルールが定着すると、安心して人と交流できるようになります。友達と親しくなれば、もっと学級をよくしたいという思いが生まれ、授業や自治的な活動も活発になります。このようなサイクルで、学級に規律と人間関係が育ち、,教育効果が高まっていきます。
★ 特別活動で求められている「社会的スキルを身につけさせるための活動」の実践に最適です。
★ 道徳の内容「主として他の人とのかかわりに関すること」を、行動面から高めます。
★ 学級活動や総合的な学習の時間、国語の授業の一環としても最適です。
★ 朝の会や帰りの会でもできる15分間の活動が充実。
★ ステージごとに設定されたターゲットスキルを学んだ後は、「チャレンジコーナー」を使って、
毎日の生活の中でスキルの定着が実践できます。
★ 『hyper-QU』のソーシャルスキル項目とリンクしており、診断結果を生かした指導が可能で
す。
★ 教師用指書には授業展開のガイドを書き込んだ【朱書き】と、授業内容を解説する【指導案】
が収録されています。
学級ソーシャルスキルとは?
学級の状態がよい場合,子どもたちの学級生活の満足度が高い場合に,その集団で子どもたちが使用しているソーシャルスキルのことです。河村茂雄先生(早稲田大学教授)が抽出し,「学級生活に必要とされるソーシャルスキル(Classroom Social Skills)」として体系化しました。略してCSSと呼ばれています。