特長
WHOの原版に準拠!
AUDIT質問票は、ノルウェー、オーストラリア、ケニア、ブルガリア、メキシコ、アメリカの6カ国の共同研究を、世界保健機関(WHO)によってまとめられた尺度です。 飲酒問題を持つものをアルコール依存症に至る前に発見・確定し何らかの働きかけを行う、問題飲酒の早期発見、早期介入のために活用することをねらい開発されました。
◆ 飲酒の危険性について飲酒者に教育する
◆ 深刻な依存状態が形成されないうちに問題を発見・確定する
◆ 問題飲酒者に飲酒行動を変えるように動機づけを行う
◆ 問題飲酒者に効果的な介入を受けさせる
【検査の内容】
平易な10項目の質問からなり、3~5肢択一の回答形式です。判定は各設問の回答結果から簡単に行うことができ、その場で回答者にフィードバックすることも可能です。
検査用紙は複写式で、質問と配点用紙+判定用紙の構成です。質問に回答した後、はがして配点欄で総合得点を出し、判定欄に転記をします。
判定の概略は、非問題飲酒群、問題飲酒群の同定(発見・確定)と、アルコール依存症のスクリーニング尺度からなっています。
AUDIT:The Alcohl Use Disorders Identification Test