特長
HDS-R(長谷川認知症スケール)は日本において、最も広く使用されている認知機能テストの一つです。2005年7月に全面改訂し、「知能スケール」から「認知症スケール」に改称しました。 MMSEとの相関は0.94です。
★ テスト用紙は検査用紙と採点用紙の2枚1組のコピー式になり、検査用紙は、(+)・(-)の2者
択一式に単純化されました。
★ 不適切な用具による採点結果への影響を回避するため、問題8:「物品記銘」の検査道具
(5品)が用意されました。
★ 使用手引が新刊され、実施上の注意点・施行法・採点法・質問項目の特性と正答率・信頼性と
妥当性・重要性と危険性を記載しました。これにより、採点者間の採点結果のばらつきを防止
し、信頼性を向上させました。
*HDS-R:Hasegawa Dementia Scale-Revised