㈲教育評価研究所 / 商品詳細 MMPI ミネソタ多面的人格目録

商品コード： SK-0016

 

特長

 MMPI (Minnesota Multiphasic Personality Inventory)は、米国ミネソタ大学Hathaway(臨床心理学)、McKinley(精神医学)両教授によって1940年初めて発表された、人格目録テストです。 現在、130の外国語に翻訳され、90カ国以上で使用されている国際的質問紙法テストで、人格目録の中で最も利用度が高く、研究文献も多い検査です。

 日本版MMPIは1963年に発刊しましたが、MMPI新日本版研究会によって1993年5月に再標準化が完成しました。基礎尺度383項目、追加尺度を含むと計550項目から編成されており、精神的・身体的健康および家族・職業・教育・性・社会・政治・宗教・文化など、その他多岐にわたる質問で構成されています。

《尺度に関して》
MMPIは、基礎尺度(「妥当性尺度」・「臨床尺度」)と追加尺度の2つの尺度があります。

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【基礎尺度】
  (妥当性尺度)/?尺度、L尺度、F尺度、K尺度の4つで、受検態度の歪みを検出します。

?尺度	「どちらともいえない」と答えた項目数をみる
L尺度	自分を好ましく見せようとする受験態度の歪みを検出する
F尺度	でたらめに答えたり、自分の悩みを大げさに訴えようとしたりなど、 受験態度と精神病理の程度を示す
K尺度	検査に対する防衛的態度、素直さと自己批判態度をみる項目

  (臨床尺度)
心気症尺度、抑うつ尺度、ヒステリー尺度、精神病質的偏倚尺度、男子性・女子性尺度、パラノイア尺度、精神衰弱尺度、統合失調症尺度、軽躁性尺度、社会的内向性尺度

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【追加尺度】
不安尺度、抑圧尺度、顕在性不安尺度、自我強度尺度。腰痛尺度、頭頂葉・前頭葉損傷尺度、依存性尺度、支配性尺度、社会的責任尺度、偏見尺度、社会的地位尺度、統制尺度、大学不適応尺度、アルコール症尺度、敵意の過剰統制尺度、アレキシシミア尺度

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《形式別一覧》
 MMPIは求めたい尺度の範囲や使用用途によって、必要な用具、採点の方法が異なります。下表をご参照ください。


★ 質問票の問題内容は、カード式、タイプA、タイプBとも同じです。(正式・略式で問題数を選択)
  ・ カード式はカードを「はい」、「いいえ」に分別し、それを用紙に転記します。
  ・ タイプAは受験者が質問票に直接回答の後、用紙に転記します。
  ・ タイプBは質問票を元に、受験者が用紙へ回答を記入します。(用紙によって採点方法異なる)
★ 採点盤は尺度の範囲ごとにそれぞれ必要です。
★ 手採点にかかる時間は、1枚あたり約3分～10分ほどです。コンピュータ処理は別途費用とお時間をいただきます。


* 三京房発行の日本版MMPIはThe Psychological Corporationと出版契約をした唯一の正式版です。
* 新版の質問票(タイプA、タイプB)には必ず新版のプロフィール用紙をご使用ください。新版と旧版では、教示や質問項目の表現、標準値が異なりますのでご注意ください。

※MMPI3(最新版)が発売されましたので、Ⅱ型を検討の場合はそちらをお買い求め頂くことをオススメいたします。

MMPI3
階層構造を持つ52の尺度を有するMMPIの最新版です。